令和3年度 事業所評価結果を受けて

ヨリドコロ横浜妙蓮寺が開所して、1年少々が経過しました。
おかげさまでたくさんのお子さまにご利用いただき、また、保護者の皆さまからは日々激励のお言葉を頂戴し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

そして、この3月に卒業を迎えたお子さまや保護者の皆さまからは
「毎回ヨリドコロに通うのが楽しかった」「ヨリドコロが大好きだった」「私たち家族にとっての”心のヨリドコロ”でした」等の
ありがたいお手紙を多々いただき、皆さまとご縁をいただけたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

さて、今回保護者の皆さまにご協力いただきました事業所評価アンケートにおきましても、
・子どもは通所を楽しみにしているか
・事業所の支援に満足しているか
という総合的な満足度を問う設問において、高いご評価や数々の温かいお言葉をいただき、職員にとっても励みとなる結果でございました。

一方で、評価が芳しくなかった項目は下記でございます。

①障害のない子どもとの活動の機会
②保護者同士の連携や保護者会の開催
③保護者への支援プログラム
④非常時の対応に対する訓練の実施

①と②におきまして、一部の保護者さまよりご要望を頂いている一方で、
「幼稚園等他の場所で交流しているので必要性を感じない」
「現状のままでいてほしい」
「このコロナ禍では難しい」
等のご意見も複数いただきました。
様々なご意見を踏まえ、職員間で議論を重ねましたが、
「保護者さまが本当に求めていることにフォーカスする」という方針を定め、
当面ヨリドコロとしては上記①と②の開催を見送る判断を致しました。
ただし、今後も保護者の皆さまからのニーズを探りながら、柔軟に対応していきたいと考えております。

③におきましては、
「送迎時や面談の際に都度子どもの接し方や対応についてアドバイスをもらっている」等のご意見を頂いた一方で、
「日頃の困ったことに対し、助言をもらえる機会が欲しい」
というリクエストも頂戴しました。
それらを受けて、モニタリング以外の機会においても、電話やリモート形式にてもっと気軽にご相談いただける場を拡充してまいります。
また、お子さまやご家庭の状況に合わせて適切な助言をさせていただけるよう、
全職員を対象とした社内研修を定期的に実施し、専門性の向上に努めて参ります。

④につきましては、月に１回程度の避難訓練を実施しておりますが、より安心してご利用いただけるよう、
お便り（ヨリドコロ通信）を活用し、避難訓練の様子や事業所の防犯対策等を随時発信してまいりたいと考えています。

今後も、日々改善を繰り返しながら、お子さまと保護者さまの「心のヨリドコロ」となれるよう精進してまいります。
引き続き、ヨリドコロ横浜妙蓮寺をどうぞよろしくお願い申し上げます。

管理者　小谷北斗