令和4年度 事業所評価結果を受けて

保護者の皆さまや地域の方々にもご協力いただき、ヨリドコロ横浜鶴見を開所してから約9ヶ月が経ちました。
素敵な宝物があるたくさんのお子さまに出会い、たくさんの笑顔に包まれながら運営させていただけていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
また、保護者の皆さまからは、日々激励のお言葉を頂戴し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今回ご協力いただきました事業所評価のアンケート結果におきまして
・子どもは通所を楽しみにしているか
・事業所の支援に満足しているか
という総合的な満足度を問う設問において、高いご評価や多数の温かいお言葉をいただき、
職員にとっても励みとなる結果でございました。
皆さまからいただきましたお言葉を励みに、今後も職員一同、一層の努力をしてまいります。

一方で、結果が芳しくなかった項目は以下4点となります。

①保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や障害のない子どもと交流する機会
②保護者同士の連携や保護者会等の開催
③家族支援プログラムについて
④定期的に会報や行事予定などの情報発信

①と②におきましては、
一部の保護者の皆さまより
・他のお子さんや保護者との繋がりを持つ機会が持てないのが寂しい。
・意見交換ができる機会があると良いと思う。
などのご意見をいただいた一方で、
「色々な園に通っている子どもが集まって活動しているため求めない」「コロナ禍のため、交流についてはなくても良いと思う」「分からない」
などのご意見も多数ございました。
貴重なご意見を踏まえて、職員間で議論を重ねました。
その結果【まずは、保護者の皆さまが求めていることにフォーカスしながら「分からない」という回答を減らしていく】という方針を定めました。
当面ヨリドコロとしては、上記①の機会は見送る予定でおりますが、
②に関しては、ご希望の保護者の方を対象に情報共有会のような形で開催できればと考えております。

③におきましては、
・苦手なことを無理なくその日の様子を見ながら対処されている。
・園訪問や事業所での様子を教えてもらっている。
というご意見がある一方で
「子どもとの関わり方を教えてほしい」
「苦手なことへの一工夫も知りたい」
などの貴重なご意見もございました。
送迎時のみだと時間が限られているため、胸の内も話すことが難しいと思います。
これまでもモニタリング面談やご要望に応じて、リモート面談や電話面談を行ってきました。
忙しくて日程調整に時間を要するところもあるなどのご意見も保護者の皆さまよりございましたが、
更にお気軽にご相談や情報共有の機会を拡充できればと考えております。
引き続き、社内研修の強化や外部研修の受講などの機会を通しても専門性の向上に努めて参ります。

④におきましては、
・ブログ内で子どもたちが楽しそうに過ごしている様子が伝わる。
・ホームページに色々載っていたと思う。
・季節行事イベントを楽しみにしている。
というご意見がある一方で
分からないという結果も多く
「イベントに向けて服装など準備のため、早めに日程を教えてもらえると有難い」
などのご意見もございました。
そのため、ブログでの情報発信以外にも平素の様子が分かるように定期的にお便りを発行したり、
月間のカリキュラム・おやつメニューを毎月共有し、日頃の様子をお伝えできればと考えております。

今後も、日々改善を繰り返しながら、お子さまと保護者さまの「心のヨリドコロ」となれるよう精進してまいります。
引き続き、ヨリドコロ横浜鶴見をどうぞよろしくお願い申し上げます。

管理者兼児童発達支援管理責任者　齊藤遥