- 事業所名:ヨリドコロ横浜生麦
- 公表日:2025年3月25日
環境・体制整備
1:子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
2:職員の配置数や専門性は適切であるか
3:生活空間は、本人にわかりやすい構造化された環境になっているか。また、障害の特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされているか
4:生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっているか。また、子ども達の活動に合わせた空間となっているか
業務改善
5:子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、児童発達支援計画が作成されているか
6:児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか
7:児童発達支援計画に沿った支援が行われているか
8:活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか
9:保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や障害のない子どもと活動する機会があるか
保護者への説明等
10:運営規定、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか
11:児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら、支援内容の説明がなされたか
12:保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)が行われているか
13:日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの健康や発達の状況、課題について共通理解ができているか
14:定期的に、保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
15:父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか
16:子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制が整備されているとともに、子どもや保護者に周知・説明され、相談や申入れをした際に迅速かつ適切に対応されているか
17:子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか
18:定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信されているか
19:個人情報の取扱いに十分注意されているか
非常時等の対応
20:緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、保護者に周知・説明されているか。また、発生を想定した訓練が実施されているか
21:非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか
満足度
22:子どもは通所を楽しみにしているか
23:事業所の支援に満足しているか
環境・体制整備
業務改善
保護者への説明等
非常時等の対応
満足度
令和6年度 事業所評価結果を受けて
ヨリドコロ横浜生麦を開所して、6年が経過しました。
おかげさまでたくさんのお子さまにご利用いただき、
また、保護者の皆さまや地域の方にもヨリドコロの活動に対して温かいご理解とご支援を賜り、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
今回、保護者の皆さまにご協力いただきました事業所評価アンケートにおきましては、
・子どもは通所を楽しみにしているか
・事業所の支援に満足しているか
という総合的な満足度を問う設問において、高いご評価をいただき、
「いつも楽しみにしています!」「安心して預けられています」「とても温かく支援してくださり感謝しています」など、
数々の温かいお言葉を頂戴しました。
また昨年度、評価が芳しくなかった【緊急時対応マニュアルや非常災害への備え】に関しましても、
今年度は、水害を想定して避難場所を増やしたり非常食の試食体験を行ったりしたことで、
より一層子どもたちの避難訓練に対する意識が高まり、
保護者の皆さまからは「地震が起きた時の対応の仕方が身についている」など、非常に好意的なお声を頂きました。
たくさんの温かいお言葉をいただいたこと、心から感謝しております。
皆さまからいただきましたお言葉を励みに、今後も職員一同、一層の努力をしてまいります。
一方で、評価が芳しくなかった項目または改善が見込める項目は以下3点でございます。
①職員の配置数や専門性は適切であるか
②定期的に、保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
③子どもや保護者からの相談や申し入れについて、対応の体制が整備されているとともに、
子どもや保護者に周知・説明され、相談や申し入れをした際に迅速かつ適切に対応されているか
①におきましては、
“わからない”とのご回答が複数あり、
「詳しい人数がわからない」「先生たちのことをもっと教えてほしい」などのご意見をいただきました。
こちらについて職員間で議論したところ、確かにこれまで職員たちの情報はホームページに記載はあるものの、
見やすくわかりやすい形では提示していなかったこと、
職員の人柄や専門性がわかるような詳しい情報は掲載していなかったことが意見として挙げられました。
これらを踏まえ、
我々が年に4回発行している季刊誌と一緒に職員紹介のお便りを作成、
「得意なもの・趣味」「所持資格」「子どもと何をして過ごすことが楽しいか」などを記載し、
職員の人柄や専門性について保護者さまにもっと知ってもらうことで、より安心してお子さまに通所していただけるよう対応していきたいと思います。
②・③におきましては、
”どちらともいえない”とのご回答があり、
これらについて職員で議論したところ、
最低半年に1回の面談の機会はあるものの、その他の期間でなかなか面談の機会が設けられておらず、
タイムリーな悩みに寄り添えていない可能性があること、
帰りのFBの際では時間が短く、連絡帳では文面で記すのは難しいこともあり、
相談しづらい環境になってしまっているのではないかという意見が挙げられました。
そこで、改めてFBの在り方について職員間で確認し合い、
引き続き、FBの際に保護者の皆さまのお悩み事や課題に感じていること、相談したいことはないか等をヒヤリングし、
ニーズを引き出すことを心掛けていくことを再認識いたしました。
また、今後、季刊誌にてわかりやすく「相談窓口」として”教室の電話番号・管理者メールアドレス”を記載し、
FB時には相談できなかったことや、利用していない日でも電話やメールでお気軽に相談できるよう環境を整えていきます。
そして、保護者の皆さまのライフスタイルに合わせた形で、面談の機会を設けたり、
面談の時間を確保することが難しい保護者さまには電話でお話させていただくなど、
直接対話する機会に繋げ、今まで以上に保護者の皆さまに寄り添いながら、ニーズにも迅速に柔軟に対応していけるよう努めてまいります。
今後も日々改善を繰り返しながら、お子さまが最大限ヨリドコロを楽しめるように、
保護者の皆さまが安心してお子さまを預けられるように、
職員一同全力を尽くしてまいります。
また、お子さまと保護者さまに常に寄り添い、「心のヨリドコロ」となれるよう精進してまいります。
引き続き、ヨリドコロ横浜生麦をどうぞよろしくお願い申し上げます。
管理者 村上友泉