- 事業所名:ヨリドコロ横浜生麦
- 公表日:2024年3月31日
環境・体制整備
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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1 | 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか | ◯ | |
2 | 職員の配置数は適切であるか | ◯ | |
3 | 生活空間は、本人にわかりやすく構造化された環境になっているか。また、障害の特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされているか | ◯ | |
4 | 生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっているか。また、子ども達の活動に合わせた空間となっているか | ◯ |
業務改善
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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5 | 業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか | ◯ | |
6 | 保護者等向け評価表により、保護者等に対して事業所の評価を実施するとともに、保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか | ◯ | |
7 | 事業所向け自己評価表及び保護者向け評価表の結果を踏まえ、事業所として自己評価を行うとともに、その結果による支援の質の評価及び改善の内容を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか | ◯ | |
8 | 第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか | ◯ | |
9 | 職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか | ◯ |
適切な支援の提供
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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10 | アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、児童発達支援計画を作成しているか | ◯ | |
11 | 子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか | ◯ | |
12 | 児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか | ◯ | |
13 | 児童発達支援計画に沿った支援が行われているか | ◯ | |
14 | 活動プログラムの立案をチームで行っているか | ◯ | |
15 | 活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか | ◯ | |
16 | 子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて児童発達支援計画を作成しているか | ◯ | |
17 | 支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか | ◯ | |
18 | 支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか | ◯ | |
19 | 日々の支援に関して記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか | ◯ | |
20 | 定期的にモニタリングを行い、児童発達支援計画の見直しの必要性を判断しているか | ◯ |
関係機関や保護者との連携
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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21 | 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか | ◯ | |
22 | 母子保健や子ども・子育て支援等の関係者や関係機関と連携した支援を行っているか | ◯ | |
23 | (医療的ケアが必要な子どもや重症心身障害のある子ども等を支援している場合)地域の保険、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関と連携した支援を行っているか | – | – |
24 | (医療的ケアが必要な子どもや重症心身障害のある子ども等を支援している場合)子どもの主治医や協力医療機関等と連絡体制を整えているか | – | – |
25 | 移行支援として、保育所や認定こども園、幼稚園、特別支援学校(幼稚部)等との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか | ◯ | |
26 | 移行支援として、小学校や特別支援学校(小学部)との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っているか | ◯ | |
27 | 他の児童発達支援センターや児童発達支援事業所、発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか | ◯ | |
28 | 保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか | ◯ | |
29 | (自立支援)協議会子ども部会や地域の子ども・子育て会議等へ積極的に参加しているか | ◯ | |
30 | 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか | ◯ | |
31 | 保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)の支援を行っているか | ◯ |
保護者への説明責任など
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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32 | 運営規定、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか | ◯ | |
33 | 児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら支援内容の説明を行い、保護者から児童発達支援計画の同意を得ているか | ◯ | |
34 | 定期的に、保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか | ◯ | |
35 | 父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか | ◯ | |
36 | 子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、相談や申入れがあった場合に迅速かつ適切に対応しているか | ◯ | |
37 | 定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか | ◯ | |
38 | 個人情報の取扱いに十分注意しているか | ◯ | |
39 | 障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか | ◯ | |
40 | 事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか | ◯ |
非常時等の対応
番号 | 項目 | はい | いいえ |
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41 | 緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、職員や保護者に周知するとともに、発生を想定した訓練を実施しているか | ◯ | |
42 | 非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか | ◯ | |
43 | 事前に、服薬や予防接種、てんかん発作等の子どもの状況を確認しているか | ◯ | |
44 | 食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか | ◯ | |
45 | ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか | ◯ | |
46 | 虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか | ◯ | |
47 | どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、児童発達支援計画に記載しているか | ◯ |
令和5年度 事業所評価結果を受けて
ヨリドコロ横浜生麦を開所して、5年が経過しました。
おかげさまでたくさんのお子さまにご利用いただき、また、保護者の皆さまや地域の方にもヨリドコロの活動に対しまして温かいご理解とご支援を賜り、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
今回、保護者の皆さまにご協力いただきました事業所評価アンケートにおきましては、
・子どもは通所を楽しみにしているか
・事業所の支援に満足しているか
という総合的な満足度を問う設問において、高いご評価や数々の温かいお言葉を頂戴しました。
また昨年度、評価が芳しくなかった【保護者同士の連携や保護者会等の開催】に関しましても、
今年度は保護者の方を対象にした交流会を実施することで、参加していただいた皆さまから非常に好意的なお声をいただきました。
たくさんの温かいお言葉をいただいたこと、心から感謝しております。
皆さまからいただきましたお言葉を励みに、今後も職員一同、一層の努力をしてまいります。
一方で、評価が芳しくなかった項目または改善が見込める項目は以下3点でございます。
①保護者への支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)
②障がいのない子どもとの活動の機会
③緊急時対応マニュアルや非常災害への備え
①におきましては、
「常日頃からちょっとしたことでも相談にのっていただき的確なアドバイスをしてくれて助かる」
「子どもに対してどう対応したら良いか分からない際も助言してくれる」等のご意見もいただいた一方で
“わからない”とのご回答も複数いただきました。
これに関しましては、ペアレント・トレーニングについてより知見を深めていただくと同時に、
保護者の皆さまのお悩みを少しでも解決するコツや工夫などを、
私どもから定期的に発行する季刊誌の中で掲載していきたいと考えております。
②におきましては、
一部の保護者さまよりご要望をいただいた一方で、
「幼稚園に通いながら通所しているので求めていない」
「園の先生と連携をとっていただき園での様子も伝えてくれて助かっている」
「ヨリドコロの子ども同士で交流しているので必要ない」等のご意見も複数頂戴しました。
様々なご意見を踏まえ、職員間で議論を重ねた結果、
「保護者さまが本当に求めていることにフォーカスする」という方針を定め、
ヨリドコロでのアートデザイン療育の活動や集団活動を大切にし、カリキュラムの充実や、支援の質の向上に努めてまいります。
ただし、今後もお子さまにとって何がベストかを考え、保護者さまからのニーズに柔軟に対応していきたいと考えております。
③におきましては、
近年各地で起こっている大地震や自然災害等の「もしも」が起きた時に備え、緊急時における対応策を職員間で協議しました。
その結果、下記3点を今年度から改善してまいります。
・今まで実施していた地震を想定した第一避難場所(生麦小学校)への避難訓練とは別に、
新たに鶴見区の防災訓練連絡会で伝えられた、津波・水害を想定した避難訓練を行ないます。
(避難場所はキリンビール横浜工場となります)
・事業所で備蓄している非常食を子供たちに試食体験してもらいます。
・緊急連絡先シートの取り扱いを見直し、合わせてお子さまが通うかかりつけの病院も記載することで災害時以外での緊急対応にも備えます。
今後も、日々改善を繰り返しながら、お子さまと保護者さまの「心のヨリドコロ」となれるよう精進してまいります。
引き続き、ヨリドコロ横浜生麦をどうぞよろしくお願い申し上げます。
管理者 安西亮