令和2年度児童発達支援 保護者向けアンケート結果

 

  • 事業所名:ヨリドコロ横浜生麦
  • 公表日:2021年3月15日

環境・体制整備

1:子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
2:職員の配置数や専門性は適切であるか
3:生活空間は、本人にわかりやすい構造化された環境になっているか。また、障害の特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされているか
4:生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっているか。また、子ども達の活動に合わせた空間となっているか

業務改善

5:子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、児童発達支援計画が作成されているか
6:児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか
7:児童発達支援計画に沿った支援が行われているか
8:活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか
9:保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や障害のない子どもと活動する機会があるか

保護者への説明等

10:運営規定、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか
11:児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら、支援内容の説明がなされたか
12:保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)が行われているか
13:日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの健康や発達の状況、課題について共通理解ができているか
14:定期的に、保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
15:父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか
16:子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制が整備されているとともに、子どもや保護者に周知・説明され、相談や申入れをした際に迅速かつ適切に対応されているか
17:子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか
18:定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信されているか
19:個人情報の取扱いに十分注意されているか

非常時等の対応

20:緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、保護者に周知・説明されているか。また、発生を想定した訓練が実施されているか
21:非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか

満足度

22:子どもは通所を楽しみにしているか
23:事業所の支援に満足しているか

令和2年度 事業所評価結果を受けて

ヨリドコロ横浜生麦を開所して、およそ二年が経過しました。
おかげさまでたくさんのお子さまにご利用いただき、また、保護者の皆さまからは日々激励のお言葉を頂戴し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今回ご協力いただきました事業所評価のアンケートにおきましても、
・子どもは通所を楽しみにしているか
・事業所の支援に満足しているか
という総合的な満足度を問う設問において、高いご評価や数々の温かいお言葉をいただき、職員にとっても励みとなる結果でございました。

一方で、結果が芳しくなかった項目は下記でございます。

①保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や障害のない子どもと交流する機会
②保護者同士の連携や保護者会等の開催
③保護者への支援プログラム
④職員の配置数や専門性に関して
⑤非常災害の発生に備えた避難訓練の実施

①と②におきましては、
一部の保護者さまよりご要望をいただいた一方で、「求めていない」「なくても特に問題ない」等のご意見も複数いただきました。
それらを踏まえて職員間で議論を重ねましたが、「保護者さまが本当に求めていることにフォーカスする」という方針を定め、当面ヨリドコロとしては上記①と②の開催を見送る判断を致しました。
ただし、今後も保護者さまからのニーズを探りながら、柔軟に対応していきたいと考えております。
③におきましては、
「連絡帳を通して色々対応方法について教えてもらっている」といったご意見をいただいた一方で、「相談はできるし、工夫をしてくれていることも感じるが、共有どまりの印象も受ける」「今後もっとしてもらえると嬉しい」
といったご意見もいただきました。
それらを受けて、改めて「いつでも連絡してきてもらえるようなオープンな関係をつくろう」と方針を定めました。 日々のフィードバックや連絡帳でのやりとりに加えて、ご希望の保護者さまとの面談、電話相談等の頻度を増やし、より保護者さまに寄りそった支援を実現していきたいと考えております。

④におきましては、
「配置数は十分だと思う」「適切だと思う」「どの先生も子供は大好きです」といったポジティブなご意見の一方で、「療育の専門性について職員みなさんが知識があるのかは分からない」「職員一人ひとりがどんなレベルなのかは分からない」といったご意見も頂戴しました。
現在、複数の事業所を横断する研修プログラムや、生麦事業所内における勉強会・ロールプレイ研修等を随時実施しておりますが、外部の研修会等への参加を増やし、さらに専門性を高めていけるよう計画しております。

⑤におきましては、
定期的に避難訓練を実施している一方で、実施時期や内容の周知が不足していることを猛省いたしました。今後は毎月お便り等で避難訓練や行事予定などを事前にお知らせし、実施後は日々のフィードバックに加え、ブログ等で実施内容を報告していきたいと考えております。
今後も、日々改善を繰り返しながら、お子さまと保護者さまの「ヨリドコロ」となれるよう、尽力してまいります。引き続き、ヨリドコロ横浜生麦をどうぞよろしくお願い申し上げます。

管理者 松本菜月